いきるわたしたち

【生きるぼくら】原田マハ

引きこもりの「人生」は、世話をしてくれていた母が突然いなくなったことから、外に出て、蓼科の祖母に会いに行く。

認知症の祖母の稲作への想いと、周りの大人たちの優しさから、長年祖母がこだわっていた自然農法での米作りに挑戦する。

 

実家は兼業農家だったので、もちろん現代の機械で田植えや稲刈りをやっていた。

でも自然相手の作業は本当に大変そうで。時期を見ながら、本業の調整もしなくちゃならないのだと思う。

今風の米作りでも大変なのに、おばあちゃんがやっていたのは昔むかしの自然のやり方。

それは、田んぼを耕さない、肥料を施さない、農薬を撒かない。おばあちゃんが、ご先祖さまがどれほど苦労してお米を作ったかを学んだ「自然の田んぼ」だ。

 

原田マハさんの小説らしくモチーフになった絵画(日本画)が出てくる。

東山魁夷の「緑響く」。

水面に緑の木々が反射していて、湖岸に白馬がいる風景は、教科書などで一度は見たことがあるのではないだろうか。

 

種籾から苗を育てて、田植え、日々のお世話、そして稲刈り。収穫したお米でおにぎりを作って母に食べてもらうために「人生」は母の元へ向かう。おばあちゃんの田んぼに帰ってくると約束して。

収穫後の藁は、また田んぼに戻され、土に還る。

「自然の田んぼ」の米作りは輪廻転生していく。

そして自分たちも、そんな自然の一部なんだと思えてくる。「いきるぼくら」

私の靴事情

靴に関しては、割とミニマムなんじゃないかと思う。

REGALの黒パンプス、スニーカー、黄土色のパンプス、ベージュのパンプス、REGALフラットシューズ、ショートブーツ、サンダル(キレイめ・カジュアル)

 

【用途限定】のもの

長靴、冠婚葬祭用のプレーンな黒パンプス、草履(キレイめ、カジュアル)

 

書き出し途中で、ビーチサンダルをサヨナラすることに決めたので、全部で12足。

ビーチサンダルは、新婚旅行のときの思い出<鼻緒が痛い のイメージでときめかなくなっていたのに、なかなか決心がつかなかった。

あ、もう満足かなって思うことができたので手放すことにしました。

 

基本的に気に入ったものを履き続けるタイプなので、履き潰して買い替えることが多いのかなと思う。

数が少なければいいというわけでもなく、高いものがいいというわけでもなく。

その人がときめく量と質に管理されていれば、それは成功の靴箱だ。

SUTE(すて)記録 参

ずいぶん期間があいてしまった。

さとこさんのマネーブレインラボ(MBL)の中で「年末年始デトックスプラン」を、みんなでやってるよ!(って今3月も末じゃね?)

これは、1日1捨をやって、来年1月の講座開始までにゴミ袋20袋分の断捨離をしようというもの。(だから3月末だってば!)

何個捨てられるかな?引き続き行ってみよー!

 

21日目 ナプキンポーチ(持ち歩き用をもうひとつ買おうとしたのか。今はときめいてないし使ってなかったなぁ。)

22日目 賞味期限切れの子供カレー(すっごくお世話になりました。大好きだったなー。子供の嗜好がかわると忘れちゃう…後でスタッフがおいしくいただきました)

23日目 診察券、カード類(住む場所が変わったら行かない)

24日目 ホテルで持って帰ったカミソリ(何でもかんでも貰ってたな)

25日目 トレーナー(袖が短いことが気になってたけど、だましだまし着ていた。落ちないシミが気になってきて、ついに捨てられてよかった。)

26日目 ダイソン掃除機(買い替えてから放置…捨てるの難しい)

27日目 おにぎり作るやつ(ひとサイズのおにぎりができるもので、随分お世話になりました。今の子供たちを満足させるためには何個作る必要があるかな?)

28日目 ファイル類、ルーズノート(学生時代の遺品。今はあんまり使わないなぁ。勉強してないんかなぁ。)

29日目 昔のブーツ(今年買ったほうが好みで、履いてなかった。手放そう。)

30日目 本(第2弾になるのだけど、自分に甘いのかも。もっと精度をあげたほうが良いのかもしれないな。。。でも本棚はちょっとスッキリしたよ!)

 

なんとか30日。やっとこさ辿り着いた。全部入れてもゴミ袋1袋くらいかもしれないけど。

細々と捨ててはいるものの、もっとやったほうがいいと思う。もっとできるはず。

伸び代は大きい。うん。

引き続き、何が私を喜ばせているのか、じゃああの時なんでこれを買ったのか、を不用品整理で見ていくことが大切ですね。

本当に、今、好きなものたちに囲まれて過ごしたら、悩みなんてどっかに行っちゃうような気がする。