才能の見つけ方

【天才性が見つかる才能の地図】

 

人生は「異能バトル」であり、才能とはグループ内の、能力のかたよりを評価したものである。

 

つまり、誰にでも才能があると言え、評価は時と場所によって変わるということ。

 

 

VUCA(「Volatility:変動性」、「Uncertainty:不確実性」、「Complexity:複雑性」、「Ambiguity:曖昧性」の4つの単語の頭文字をとった造語)、多様性の時代ではルールが曖昧で、誰にでも勝つチャンスがある。

 

チーム最適化のためには、自分の得意なことではないことを伸ばす方が、全体のパフォーマンスが上がることもある。

 

 

自分と周囲の能力を知り、戦い方を考えることで、評価されるようになる。

 

 

置かれた場所で咲く。

したたかに。

 

 

私の場合は、ITの知識だろうか。

 

もっとすごい人はいるのだけど、この部分を期待され、評価されているということは「私の才能」なのだろう。

カニ食べいこう

【城崎へかえる】湊かなえ

カニをイメージしたオレンジで、細長い長方形の本。

うわぁ、おもしろい!ひと目見て、絶対買うって思った。

カニ食べいこう〜♪ って口ずさんじゃうような。

 

これは温泉と本から出版されている、城崎でしか買えない本の装丁だ。

 

ちょっと取り出しにくい…

 

城崎とカニと母の思い出。

ここは、城崎にかえろう、と思い浮かぶほど特別で、また歩き出せるように癒やしてくれる大切な場所になっていたのだ。

短編で読みやすく、じわっとくるカニの旨味みたいだった。

 

城の崎にて

 

城崎旅行もカニづくしで至福だった。

あぁ~また温泉行きたいな。

見たまんまの世界

【浅田家!】

写真家の浅田政志氏をモデルに創られたお話。

 

父の影響で写真を学んでいたけれど、何を撮ればいいかわからなくなった政志。

講師から出された【たった一枚の写真で自分を表現すること】という問いに、自分らしいことといえば家族だと思いつき、家族写真を撮り始める。

一生に1度しかシャッターを切れないとしたら?

 

そんな折、東日本大震災が起こり、写真洗浄のボランティアをしながら、自分に何ができるんだろうと考えるように。

 

自分が何をやりたいかは、自分の中にしかない。

考えて考えて、立ち止まって、政志は自分のやるべきことを見つけていく。

 

震災で被災した莉子は、お父さんの写真を探し続けているが、お父さんの写真だけ、なかなか見つからない。

けれど政志が自分たちを撮影する姿を見て、その理由に気付く。

お父さんが写った写真が無いのは、カメラで撮影していたからだ。

 

 

 

あぁ、確かに。

私の写真フォルダにも、子供たちの写真はたくさんあるけれど、自分が写っている写真は無い。(ときどき子供と自撮りするけど)

それが自分が見ている世界なんだなと納得。

 

めぐり合わせって面白い。

自分がやりたいことに迷っているとき、読んでみようかなって本に出会う。

いつもは目に入っていてもスルーしているのに。

まさに、全ては良い方向にしか進んでいかないっていうことなのだろうなぁ。