温泉裁判 万城目学
「被告は有罪」
なんて言われたら…?
万城目学さんの「温泉裁判」。
これは、NPO法人「本と温泉」から出版されている、城崎でしか買えない本である。
なんとブックカバーがタオルになっている。
摩訶不思議な、
でもちょっと現実にも起こりそうな
万城目学ワールドに引き込まれていく。
ぜひ、「城の崎にて」を読んで、
城崎温泉の外湯を巡ったあとで、
読んでほしいなって思う。
小説家の「私」のように、
あーここが、あの記載の場所かぁ、
なんて思っていたら、
イモリ裁判長が現れるかも。
温泉地に行って、
リフレッシュして、
仕事がはかどった、なんて話があるならば
それは、刑を執行されたからかもしれない。