理解し難かった愛の形「春琴抄」

4月下旬、藤本さきこさんのお花の定期便が届いて、そこに一緒に入っていた文庫本が、谷崎潤一郎の「春琴抄」だった。

晴れてゆっくり読書ができる環境になって、自分が読んだこなとのない本が届くって面白いかもしれないと思う。

 

こんな愛のカタチある?と、ちょっと衝撃で怖くなった。自分で望んで失明するなんて…

お師匠様も自分も盲目なればこそ眼あきの知らない幸福を味わえたのだと

外界の目を失った代わりに内界の目が開けたのを知りこれが本当にお師匠様の住んでいらっしゃる世界なのだ漸うお師匠様と同じ世界に住むことができたと思った

ただひたすらに自分の幸せを求める佐助の姿は異様であったが、結果的に最大級の幸せを味わえたのは羨ましくもある。

幸せのカタチは十人十色で、でも佐助の行動はさっぱり理解できないけど。

潜在意識の世界では、「やりたい」と願いが生まれたときには、どこかに「受け取りたい」人がいるそうだ。

佐助の行動は春琴の願いだったのかもしれない…

5→86 ③

続きです。【職業、お金持ち。】

「貧しい人ほどその『世界』を言い訳にする。『生きる世界が違う』『住む世界が違う』なんてね。でも彼らはそれが本当に存在するとは思っていない。別の世界を見たことがないんだから、知る由もないんだよね。」

自分の想像なんて、現在の世界にいる自分での想像だから。幻かもしれない。だって、見たことないから。

隣町に遊びに行けば金持ちとだってすぐに会える、そんな感覚だ。金持ちと自分との間には、その気になればすぐに詰められる程度の差しかない。彼らはそう思い込んでしまっている。

まさに。いつでもできる。旅行だって行けるし、スイートルームにだって泊まれる。シャンパンだってキャビアだって。

そんなふうに思ってたけど、やってないし。日常になってないってことは、まだその世界へ行くためのブロックが残ってるんだろうな。

自分にとって幸せで豊かな方向じゃないのかもしれないし、そうじゃないのかもしれない。

まずは『知る』ことから始めないとね。貧しい世界でだらだらと過ごしているうちは、金持ちの世界の情報は絶対に手に入らない。腰を上げて能動的に行動することでしか、情報を得ることはできないんだよ。

先月行ったコンチネンタルホテルのスイートルーム。

なんか、普通だった。もっと拒絶されるって思って構えてたな。きちゃダメー、みたいな。

…実際カードキー無いとエレベーター止まらないけどね。

 

自分はただ部屋に行って過ごして帰ったわけなんだけど。(グルコン楽しかったし、脳美容癒やされたー!)

つまり手続きとか入金とか自分でやってないわけで。自分でやれって言われたら、うげーってなるかな?

私だったら、露天風呂付き客室がいいかなー!何もしないを楽しみたい。部屋を堪能したい。ゆっくりしたい。

そんなの簡単に行けるよとか言っておきながら、多分自分じゃ予約もしないって。死ぬまで。と気付いた木曜日の午後。

山梨フラペチーノ 濃いっ

ゆっくりしてたら、satokoさんにお礼のメッセージ送ってないことに気付いた…_| ̄|○

5→86 ②

続きです。【職業、お金持ち。】

【職業、お金持ち。 「愛されて幸せなお金持ち」になる32の教え】は、私にとって残しておくべき本になるだろうという予感がしている。

 

たまたま自分の手元にあるときに、どんな使い方ができるか?それが問われている。一期一会を大切に、そのときの自分にとって『良い』お金の使い方をする。数字だけ見れば一時的な増減があったとしても、豊かさへの投資は、絶対に君を裏切らない

まさに、satokoさんに教わった通りで、どんな使い方をするかでそのお金を有意義に使えるかどうかが変わってくる。残額は減るけれど、自分にとって正しい使い方をしていたら無くなることはないし、むしろ正解だったら入ってくるのです。

今期のドラマ「家庭教師のトラコ」を毎週楽しみにしているのだけど、その中でも「そのお金はどう使われれば良いのか」を問うている。あぁもう、セレンディピティ。

現在お財布の中には、現金10,781円入っている。どう使うか。。。良いお金の使い方って何だろうなぁ。。。

 

大好きなATAOのお財布

 

とはいえ、どうしたらいいの?ってなるよね。

そこでやっぱり「収支計算」と「不用品整理」になるんだなー。こつこつと。つべこべ言わず、行動あるのみ。

 

◆収支計算

1か月前くらいのレシートを見直す。これは今も自分を喜ばせているかどうか。ポイントは「買ったとき」じゃなくて「今」で、あ~今でも好き!今でもときめく!!ウキウキする!!!もの or 体験。(トイレットペーパーなどの必要品は除く)

今はちょっと…って感じるものは、何で買ったんだっけを思い出す。

 

私の場合は、ATAOのバッグとか家族旅行の代金とかは正解で、身につけたら評価されるかなって買った仕事術関連の本たちは、買っただけで満足していたものが多かった。こういうものは次の不用品整理の対象になっていくんですよね。

 

③に続きます。