頑張らなくても大丈夫

【できるだけがんばらない ひとりたび】田村美葉

ひとり旅だからといって、高い崖から自分を突き落とさなくてもいいんです。いつも通りの自分が、いつも通りに楽しめればそれでOK。いきなり街ゆくすべての人にフレンドリーになってみたりしなくても大丈夫です。

人見知りには、心強いお言葉…。そうなんだよね。訪問する国々で仲良くなって、世界中に友達がいる、なんてならなくても大丈夫。

かく言う私も短期のホームステイで、ホストファミリーとほぼ喋らず帰国し、単なる観光になったわけで。

通常の日本でもフレンドリーに喋ることがないのに、いきなりキャラ変することもなく(よっぽど頑張れば性格かわれるかな?)。

三つ子の魂百までって言うし。

私には、自分がそこに行きたいとか行きたくないとかまったく関係なく、自分が生きている間の「使命」と位置づけている旅があります。

「使命」という響きも憧れちゃう。そうは言ってもワクワク楽しんでるんだろうなって思う。自分が楽しめるっていうのは大切だ。

それは、らせん階段状に曲がるエスカレーター「スパイラルエスカレーター」が設置された場所を、すべて見に行くという旅。もはや「使命」なので、楽しいとか楽しくないとかは、あまり関係なく、「現地に行って、その姿を確認する」ということが目的で、それ以上でもそれ以下でもありません。

テーマのある旅、すっごく楽しそう。「スパイラルエスカレーター」っていうモノがあることすら、初めて知ったわー。日本にもあるらしい。

直線だったら中身の想像できるけど、曲線の場合はどうなってるんだろう?不思議。

 

空港の直線のエスカレーター(動く歩道?)が好き!

理解し難かった愛の形「春琴抄」

4月下旬、藤本さきこさんのお花の定期便が届いて、そこに一緒に入っていた文庫本が、谷崎潤一郎の「春琴抄」だった。

晴れてゆっくり読書ができる環境になって、自分が読んだこなとのない本が届くって面白いかもしれないと思う。

 

こんな愛のカタチある?と、ちょっと衝撃で怖くなった。自分で望んで失明するなんて…

お師匠様も自分も盲目なればこそ眼あきの知らない幸福を味わえたのだと

外界の目を失った代わりに内界の目が開けたのを知りこれが本当にお師匠様の住んでいらっしゃる世界なのだ漸うお師匠様と同じ世界に住むことができたと思った

ただひたすらに自分の幸せを求める佐助の姿は異様であったが、結果的に最大級の幸せを味わえたのは羨ましくもある。

幸せのカタチは十人十色で、でも佐助の行動はさっぱり理解できないけど。

潜在意識の世界では、「やりたい」と願いが生まれたときには、どこかに「受け取りたい」人がいるそうだ。

佐助の行動は春琴の願いだったのかもしれない…

5→86 ③

続きです。【職業、お金持ち。】

「貧しい人ほどその『世界』を言い訳にする。『生きる世界が違う』『住む世界が違う』なんてね。でも彼らはそれが本当に存在するとは思っていない。別の世界を見たことがないんだから、知る由もないんだよね。」

自分の想像なんて、現在の世界にいる自分での想像だから。幻かもしれない。だって、見たことないから。

隣町に遊びに行けば金持ちとだってすぐに会える、そんな感覚だ。金持ちと自分との間には、その気になればすぐに詰められる程度の差しかない。彼らはそう思い込んでしまっている。

まさに。いつでもできる。旅行だって行けるし、スイートルームにだって泊まれる。シャンパンだってキャビアだって。

そんなふうに思ってたけど、やってないし。日常になってないってことは、まだその世界へ行くためのブロックが残ってるんだろうな。

自分にとって幸せで豊かな方向じゃないのかもしれないし、そうじゃないのかもしれない。

まずは『知る』ことから始めないとね。貧しい世界でだらだらと過ごしているうちは、金持ちの世界の情報は絶対に手に入らない。腰を上げて能動的に行動することでしか、情報を得ることはできないんだよ。

先月行ったコンチネンタルホテルのスイートルーム。

なんか、普通だった。もっと拒絶されるって思って構えてたな。きちゃダメー、みたいな。

…実際カードキー無いとエレベーター止まらないけどね。

 

自分はただ部屋に行って過ごして帰ったわけなんだけど。(グルコン楽しかったし、脳美容癒やされたー!)

つまり手続きとか入金とか自分でやってないわけで。自分でやれって言われたら、うげーってなるかな?

私だったら、露天風呂付き客室がいいかなー!何もしないを楽しみたい。部屋を堪能したい。ゆっくりしたい。

そんなの簡単に行けるよとか言っておきながら、多分自分じゃ予約もしないって。死ぬまで。と気付いた木曜日の午後。

山梨フラペチーノ 濃いっ

ゆっくりしてたら、satokoさんにお礼のメッセージ送ってないことに気付いた…_| ̄|○