【錦野のその言葉も、皮肉には受け取らず、ただ仲間に対する同情だと理解できる自分がいた。
正社員の錦野と準社員の自分。そのふたつを分ける垣根は結局のところ、自分のなかにあったのではないか。
早瀬はいまになってそう思った。彼もキャスト、自分もキャスト。皆で夢と魔法の王国を支えている。自分もその重要な一翼を担っているではないか。なにを遠慮がちになっていたのだろうか。】
ミッキーマウスの憂鬱 より
設定に気付いた瞬間。気付くことで自分の世界を変えられる。
ココ最近の自分にも言えることだ。他の人と比べて卑屈になっている時点で、働く意義をいくら考えても出てこない。
自分はまだまだ修行中で、その境地に辿り着けていないけれど。。。
胸を張って、自分の仕事を語りたい。