【できるだけがんばらない ひとりたび】田村美葉
ひとり旅だからといって、高い崖から自分を突き落とさなくてもいいんです。いつも通りの自分が、いつも通りに楽しめればそれでOK。いきなり街ゆくすべての人にフレンドリーになってみたりしなくても大丈夫です。
人見知りには、心強いお言葉…。そうなんだよね。訪問する国々で仲良くなって、世界中に友達がいる、なんてならなくても大丈夫。
かく言う私も短期のホームステイで、ホストファミリーとほぼ喋らず帰国し、単なる観光になったわけで。
通常の日本でもフレンドリーに喋ることがないのに、いきなりキャラ変することもなく(よっぽど頑張れば性格かわれるかな?)。
三つ子の魂百までって言うし。
私には、自分がそこに行きたいとか行きたくないとかまったく関係なく、自分が生きている間の「使命」と位置づけている旅があります。
「使命」という響きも憧れちゃう。そうは言ってもワクワク楽しんでるんだろうなって思う。自分が楽しめるっていうのは大切だ。
それは、らせん階段状に曲がるエスカレーター「スパイラルエスカレーター」が設置された場所を、すべて見に行くという旅。もはや「使命」なので、楽しいとか楽しくないとかは、あまり関係なく、「現地に行って、その姿を確認する」ということが目的で、それ以上でもそれ以下でもありません。
テーマのある旅、すっごく楽しそう。「スパイラルエスカレーター」っていうモノがあることすら、初めて知ったわー。日本にもあるらしい。
直線だったら中身の想像できるけど、曲線の場合はどうなってるんだろう?不思議。
空港の直線のエスカレーター(動く歩道?)が好き!